好きな人がいる(片思い)、元カレと復縁したい、好きな彼にはパートナーがいる、など、そういった、”特定の誰か”と結ばれたいという時。
こういう時、表面的な外側の部分をどうにかしようとしても、なかなかうまくいかないのではないでしょうか。(たとえば、その彼に振り向てもらうために頑張る、など)
やっぱり、特定の誰かと結ばれたい時も然り、見るところは内側が大事、となります。
今日はそういった、”特定の誰か”と結ばれたい時に注目するポイントについてお話しします。
目次
結論
今回、結論からお伝えしますと、”特定の誰か”と結ばれたい時、”相手の幸せを心から喜べるか”ということを見ていくと良いです。
これ、分かりやすくいうと、片思いでも、復縁でも、婚外恋愛でも、
- 相手が自分ではない他の人を好きになったとしても
- 相手が奥さんと別れずラブラブでも
相手の幸せをあなたは祝福できるか、ということです。
いってしまうと、ここをあなたが、”純粋な気持ちで”相手の幸せを喜べる、とするならば、そのあなたの在り方が結果として、あなたにとって彼との成就に1番近くなったり、彼以上の方と結ばれたり、という可能性が1番大きくなります。
とはいえできないもの
とはいいつつも、『そんなの無理』と感じることを重々承知してお伝えしております。笑
まず、大切なのは、こう伝えているものの、”だからといって、彼と結ばれるために、彼の幸せを心から喜べる私にならなきゃ”とならないことです。
そう、無理して自分をそのようにさせなくていいのです。
今回お伝えしている、”彼の幸せを心から喜べるか”については、
- まず、彼の幸せを心から喜べるような自分でいる時に、との成就、あるいは彼以上の方と結ばれる可能性が1番高くなるらしい、ということをまず知る
- でもそれは、必ずしもそうならないといけない、というわけではなくて、いったんはそれを知っておくことが大切
という意味でお受け取りいただけたらと思います。
そもそもどうしてここを見ていくのか
まず、そもそもどうして、特定の誰かと成就したい時、”彼の幸せを喜べるか”を見るかというと、ここを見ることによって、
- 彼を愛しているのか
- 彼に愛してほしいのか
↑この部分が見えてくるからです。
もちろん、だからといってあなたの彼への思いが嘘、といいたいのではありません。
彼への気持ちはあるけれど、”それ以上に”愛させたいという自分の願望的な思いがありませんか、という意味で見ていくことが大切なのです。
ここの部分が私たちにとって、”見えなくなっている(無意識)”となっていることが少なくないからです。
喜べないと感じる思いの背景にあるもの
たとえば、彼に対して、『とてもじゃないけど彼の幸せなんて喜べない、私だけを見てほしい、他の女のところにいくなんて許せない!!!』と感じるとするならば、完全に、”純粋な愛の気持ちだけではなく、愛させたいというコントロールが入っている”ということでもあります。
これは、たとえばあなたがそう感じたとしても、だからあなたがいけない、ダメ、それを治さないといけない、ということではありません。
私もそうでしたし、”誰もがそうなりがちなところ”でもあります。
でも、その上で、私たちは無意識でそのような思いを抱いてしまうけど、その思いをよく見てみると、
『そういえばこの気持ちは彼への愛の気持ちだけではなくて、愛させたい、どうにかしたい、という気持ちがすごくあったな』という部分に気づく、ということがとても大切なのです。
無意識で出している=盲目状態
その理由としては、お伝えしたように、その部分が無意識になっているから。
無意識になっているということは、私たちにとっては『どうしてこれだけ愛しているのに振り向いてくれないの』と、盲目状態になってしまうんです。
この盲目状態とは、自分としては愛していると思っているのに、無意識で何を出しているのか分からなくなっている状態、でもあります。
出したものが返ってくる
この世の法則として、出したものが返ってくる、ということがあります。
それは、純粋な愛を出したら、相手または他者から(たどり着く先はあなたのパートナー)返ってくるし、
ここでいう、”愛させたい、どうにかしたい”を出したら、あなたに対して”愛させたい(追いかけさせたい)、どうにかしたい”というようなエネルギーを出してくる人、いわゆる支配性やコントロールが強い人を引き寄せ、結果としてあなたが辛い思いをしたり、苦しむ恋愛になっていく”という現実が起きることに繋がっていきます。
こういう視点で見てみると、もうすでに、出したものが返ってきている、という感覚がある方も少なくないのではないでしょうか。
そう、このように私たちは、無意識の部分で何を出しているかが非常に大切で、そこを見破る方法、視点の一つとして、”彼の幸せを心から喜べるかどうか”ということをお伝えしました。
その自分も消さなくて良い
そして、大前提として、たとえあなたが相手の幸せを心から喜べないとなったとしても、喜べないあなたがダメ、いけないということはありません。
もう、本当に、人はそういうものです。
だからこそ、その自分がいることに気づいたら、その自分を治そうとか、消そうとするのではなく、たんたんとその自分と出会っていくと良いです。
『あ、この自分いるなあ』を、繰り返す。いったんはこれだけで良いです。
そうすることで、無意識が意識に上がっていくので、”無意識が現実に映し出されているという意味での、今の恋愛の現実”が必ず変わっていきます。
あとは、どうしても私たちがやってしまいがちなことで、”彼と結ばれるには、彼の幸せを心から喜べる私になればいいのね”ということで、”その自分になろうとする”をしてしまうことです。
↑この時点で、”喜べない自分を消そうとしている”ということがお分かりでしょうか?
このサイトで発信していることの1つとして、”どんな自分の思いも、消す必要はありません”。
なので、いったんある事実としては、”彼の幸せを心から喜べる自分になった時に、成就の可能性が上がるらしい”ということを知った上で、”でも、そうは思えない自分を消す必要はない”ということをお受け取りください。
ここが本当に大切です。
消そうとしても、思いは消えません。消そうとするものが、映し出される。これを思い出すのです。
なのでいったんは、どこまでも、”そういう思いを持っている自分もいる”ということに気づくを繰り返していく、をしていくと良いです。
『結ばれたいからこうならなきゃ!』と、なっている自分に気づいていく。
なんなら、『彼の幸せを喜ぶなんてできるわけないだろ!そんなことできないわ。祝えるかいな。無理だわ』という思いさえも、『私今こう感じているなあ。』と、そのまま受け取ってしまうと良いです。
どんな自分もいて良い
このように、『そんなの無理』という自分を消す必要はありません。
だって、『そんなの無理』という自分は、愛しているのか、愛させたいのか、ということよりも、ただただ、
- だって愛してほしいし
- 振り向いてほしいし
- 私のことだけ見てほしい
のですよね。
↑この思いも、良いか悪いかではなく、いったん自分にある思いなのです。
たとえ、
- 『他の女?いらんわあ!!!』
- 『そんな女に負けるかあ!!!』
と感じたとしても、その自分を消すことなく、そう感じる自分に気づき、受け取っていく。
(これはね、この意識が全てあなた、ということではなくて、あなたの中にいる、1番でいたくて、愛してほしいと強く思っているあなた、つまり、自分の中にいる自分の主張(インナーチャイルドの声)ということなのです)
(誤解が生まれぬようにお伝えしますが、だから実際に勝とうとしてくださいね、という意味ではなく、そう思ってくださいね、ということでもありません。あなたが感じるありのままを感じてください、というようなニュアンスです。)
このように、”その自分を消そうとする”より、こうやって”本当の思いを受け取っていくこと”の方が近道となり、早くなります。
その奥にある内なる自分の声とは
このように、『そんなこととても思えないわ』という自分を受け取っていくと、愛させたいという思いの奥にある、インナーチャイルドの声が見えてくる。
ここ見ていくこと、この自分を愛していくこと、が結果としてあなたの恋愛の変化に繋がります。
でも、この自分を私たちは隠そうとします。
- 愛させたい自分
- 自分だけみてほしい自分
- 1番にしてほしい自分
なぜなら、いたら叶わない気がするから。
でも、隠したって、消そうとしたって、いるものはいるんです。
この自分をどれだけあなたが理性で抑えこもうとしても、肝心な恋愛の時に暴れ出すのではないでしょうか。
隠そうとすればする、抑圧すればするほど、その子が叫んでくるものなのです。
そして、『そんなこと思えない、無理だわ』を受け取っていくと、”愛してほしい自分”ともれなく出会う。
- 愛しているから
- 大好きだから
じゃなくて
- 愛してほしくて
- 1番にしてほしくて
- 尽くしてほしくて
- 誰かに勝ちたくて
そんな自分と出会っちゃう。
そして、『・・・あれ、この思いはいつからあったんだっけ。』そんな自分と出会う。
自分に矢印を向けることで見え方が変わってくる
こうしてここまで見ていくと、『そうかあ~。自分って本当はこう思ってたんだなあー』って。
- 本当はこうしてほしくて
- これがこうならなくて
- それが嫌で
- 許せなくて
- どうにかしようと
頑張ってたなーって。
呆然とするような、『そうかあー。そうかあああーーーーー。。。』って、なる時がくる。(必ずではありません)
そうしていくと、相手への思いや見え方が変わっていく。怒りとか憎しみの感じ方が自然と、変わっていく。
この感覚は、
- 愛だあ(*´ω`)
- 幸せになりますようにい(*´ω`)
- 私はそれでも幸せるん(*´ω`)
↑とかではなく、笑
『そうかああーーーーー。。。。。悟』みたいなところを通過していくことが多いのではないか、と私は感じています。笑(私の経験含め、クライアント様を見てきて)
でね、そこでさらに自分に集中する。やっと自分を愛していく。
- 自分のことめっちゃ放置してたなー
- 自分のことずっと無視してたなー
- 自分に対してすごくひどいことしてたなー
というところも見えてきたりして。ここも見えてさらに、『そうかあーーーー。。。。』と、自分に対していかに蔑ろにしていたかに気づく。
- そして自分愛していく。
- 自然と、自分を労わりたくなる。
- 自然と、自分を愛したくなる。
そしてさらに、彼が振り向いてくれないことに対しても、そりゃ嫌だったり許せない自分もいるけれど、『もう、いいかなあ。自分のこと幸せにしたいなあ』という思いが、わいてくる。
そして、
- 新しいことをはじめたり
- 自分がしてみたかったことをしたり
- 自分の時間を増やしていく
そんな時にふと彼を思い出す。
- そういえば彼を通して色んなこと気づけたなー
- 色んなことあったし
- 死ぬほど腹が立った時もあったけど
- 自分もああいうことしてたなー
- 色々あったなあーーーー。。悟
『まあ、幸せでいてくれたらいいかな。(もしくは、許せんわ、無理、となっても、良いのです)』と、ふわっと思い、そしてまた日々を生きる。
そしたらいつしかその彼のことを忘れる。
↑この時です。ここのあなたの在り方の時。ここです。
この、自分の在り方が、”彼の幸せを喜ばなきゃ”とか、”彼の幸せなんて喜べない!”というような、”愛させたい自分の在り方”から、
”自然と”矢印が自分に向き、今までできていなかった、自分を愛することをしながら、まっすぐ自分の思いを受け取りながら、彼を見ている、思っている、ということが伝わるでしょうか・・?
ここです。この自分の時に、可能性高くなる、あるいは、それ以上の恋愛引き寄せる、となります。
伝えたいことの感覚として
ここまでお伝えした上で、なんとなくこの感覚的なものが伝わるでしょうか?
”どうにかしようとする”のではなく、たんたんと自分の思いに気づき、受け取った先に、”そもそも、愛してほしくて、自分だけを見てほしいと叫んでいるいつかの自分と出会う”
その自分に気づき、その自分を自分がまず愛そうとした時、いろんな思いを超えて、その思いを変えようとすることなく、内側の部分が変わっていくこの感じ。
この感覚です。
こうなった時に、”彼の幸せを心から喜べない自分もいるけれど、その自分なりに、彼の幸せを喜べたらいいな”という、純粋な思いが出てきたりする。(出てこないとなっても大丈夫です。)
これが、”こう思おう、こう思わなきゃ”という”そう思おうとしている思い”ではなく、”純粋なあなたな思い”として出されていく、となり、それがあなたに返ってくる、となります。
そして、ここについても、
- そこに期待する自分
- こうなろうとする自分
に気づく、をしましょう。笑
まとめ
この記事は私が発信しようか迷っていた内容の1つでもあります。
なぜなら、こんなこと書いたら、やはり期待をしたり、そうなろうとするでしょう?笑
昔の私だった全期待して、またそこに向かって走っていくと思います。笑
でも、そんな自分がいても良いんです。
でもね、期待したら叶いません。笑
↑どうかこれを忘れずに、です。
今日お伝えしたことを忘れるくらい、自分に集中すると良いです。
そのため、今回の記事は、あえて、なんとなーーーく流し読みくらいがちょうどいいと思います。
これはね、頭で考えてそうしようとしている時は叶わないものです。
引き寄せとか潜在意識とか、そういうもの、です。
じゃあどうしたらいいのって、
- どんな自分の感情も受け止め
- そのままにし、
- たんたんと実践を続け
- 自分に集中し
- 自分を幸せにすることを極める
結局ここです。
ここを極めていくと、しぜーーーんと、相手への思い、見え方が変わっていきます。
余談
あ、そうそう。
相手の幸せを祝福するといっても、相手があなたを嫉妬させるためにそれを見せつけている、とするならば、(相手があなたを支配し、コントロールしようとしているとするならば)それはそれで今回の話は、また話がチガウ、となります。
やっぱり人によりけり、話が変わってくるので、記事にすることが難しいところではありますが、今回の記事も、なんとなく伝わりましたら幸いです。