無意識の自分を受け取るコツ☆自分に対するジャッジを手放していく


私達って、自分が思っている以上に、無意識でしていることや抱いている思いを、自覚できていないものです。

そして、その部分が目の前に映し出される。

だからこそ、無意識の自分を受け取っていくという実践が近道となる。

今日は、この、無意識の自分を受け取っていくについて、さらに受け取りやすくなるようなお話をします。

 

自分に対するジャッジがあるほど受け取れなくなる

目の前の現実や相手を通して、無意識の自分を受け取っていく時、

  • こう感じる自分がいてはいけない
  • この感情を持っていてはいけない
  • こんなことは思ってはいけない
  • こんなことしたいなんて思ったらオカシイ
  • 怒っちゃいけない
  • 恨んじゃいけない
  • 良い風にとらえないといけない

といったような、”自分に対するジャッジ(決めつけ、偏り、禁止事、こうならねば、裁き)”があると、目の前の現実を”そのまままっすぐ”受け取れなくなります。

受け取ろうとしても、

  • なんだか分からない
  • とても自分とは思えない

と感じて、『見えない、分からない』、となってしまうでしょう。

だからこそ、無意識の自分を受け取る時は、まずこのジャッジに気づいていく上で、感じたことをそのまま受け取るということが大切となります。

 

どんな思いにもOKとしていることで受け取れる

たとえば、怒りを感じた時に、

  • 怒ってはいけない
  • こんなこと思ったらいけない
  • こんなこと思ったらかわいそう(そう思う自分は悪い人だ)
  • こんなこと思う自分は最低だ(だからいてはいけない)

としていたら、”本当は怒りを感じているのにもかかわらず”、

  • 怒りは感じません
  • とくに気にならないです
  • 私は特に何も感じませんでした

と、してしまう。(本当は感じているのに、咄嗟に見ないようにしてしまうが起きたり、それが癖になっているからこそ、分からない、感じない、となってしまうこともあります。)

このように、自分に対するジャッジがあるほど、自分が本当に感じていることも分からなくなり、そのため、”受け取れない”、が起きます。

 

そうではなく、

  • 何を感じてもOK
  • 何を思ってもOK

と、自分に対するジャッジを手放し、どんな思いに対しても許可の姿勢でいると、目の前の現実を受け入れていく実践の中で、無意識の自分とたくさん出会えるようになります。

許可をしているからこそ、その自分をまっすぐ見ることができるし、だからこそ、『こういう自分もいるんだな』と、受け取れることができます。

 

ジャッジを手放し蓋が開くと思いが出てくる時がある

こうして、自分が感じるどんな思いもOKとしていくと、今まで抑圧されて蓋をしてきた思いも浮上してくるようになるので、とても怒っている自分に出会う時があります。

時に、『あ、私はこんなにも怒っていて、時にやり返したいと思う時があったり、これくらい分からせたい(分かってほしい)と思っていたんだ』と、感じていた自分に出会うこともあるでしょう。

これは、”その感情を持っていてはいけない”とジャッジが強かった方ほど、こういったことが起きる傾向があります。

何も感じていない、怒りはない、と思っていたはずなのに、

『本当はこんな思いになってたんだ。こんな思いになるくらいのことをされていたし、こう感じる自分はおかしくなかったんだ。こんなに嫌な思いをしていたのに、受け入れてたの?本当は嫌だったじゃん。怒りを感じるようなことだったんじゃん。え、こんなことしてくるのありえない!』

など、本当に自分が感じていた思いが、ぽつりぽつり、と出てくるようになる。

ここも、幸せな恋愛を叶える大きな一歩であったり、玉ねぎの皮がむける瞬間であったり、卵の殻にヒビが入る瞬間でもあります。

 

その先に感覚を掴めるようになる

こうやって受け取っていくと、『あ、たしかに自分もしていたわ(出してたわ)(我慢してたわ)』と、いう自分に出会ったり、『された側こんな気持ちだったの(驚)』ということを受け取れたり、『していた側はこういう背景があったんだ』という、相手の奥行きが見えてくるようになります。

自分に対するジャッジを手放していくと、目の前の現実や相手から無意識の自分を受け取る時に、『ああ、たしかに映し出されてたな。」と、ストンと腑に落ちるようになります。(『納得。』みたいな・・)

これが、相手を鏡として受け取る感覚の一つです。

だから、自分を裁いたまま受け取る事は出来ないし、そのまま受け取る素直さやその自分を許せていることが大切、ということです。

この感覚の繰り返しが、

  • 現実の変化
  • 幸せな恋愛を叶える自分
  • 俯瞰の視点
  • フィールドの移行

に近づいていく、繋がっていく、となります。

 

まとめ

今回お伝えしたかったことは、

自分に対するジャッジがあるほど、無意識の自分が受け取れなくなってしまう

→ということは、そのジャッジを手放していくと、より一層、無意識の自分を受け取れるようになる

→そのため、まずは、自分を裁く自分に気づくようにしよう

みたいな感じです。

これはよく聞く話であったり、シンプルなことに聞こえるかもしれませんが、”とても大切なことであり、肝の1つ”でもあります。

私たちは自分が思っている以上に、自分を裁いているものです。

まずはその自分に気づき、”思っていた以上に裁いていたことに気づき、ハッとする”ということも大切かもしれません。

これらをふまえた上で、参考になりましたら幸いです。

 

ABOUTこの記事をかいた人

日々、実践者。 生い立ちも恋愛もお金も人間関係も、全てにおいてうまくいきませんでした。生き辛さ、地獄を見てきました。 そこを超えて、今もなお実践者であると共に、本当の自分に戻り、潜在意識を使って願望を叶えていく方法の発信とセッションをしています。 乗り越えてきたことや叶えてきた経験や知識や気づきを生かしています。 誰かの前進や気づきのきっかけになれたら幸いです。