超恋愛依存モードだったころ、『あんなに良い感じだったのに、こうなっちゃったんだろう』とよく感じていました。
なんかいい感じになって、「両想い?付き合いそう?こっちも好きになってきたんですけど・・(むしろ好き!笑)』と、こちらがスイッチが入る頃に、相手が冷たくなったり、仲良しモードが終わったり、『あの時のあれは、いったいなんだったの!?』と感じることがよくありました。
当時の私は訳も分からず・・。
でも今振り返ってみると、いろいろ見えてくるものがあります。
今日は、『あんなに良い感じだったのに、どうしてこうなっちゃったの!?』という時についての解説をします。
目次
良い感じと思っていたはずなのに・・
『なんであんなに良い感じだったのに、どうしてこうなっちゃったんだろう』
振り返ると、結構な頻度で、それが起きていました。
両想い!?と感じるし、ラブラブだし、ついに私にも幸せが!とウハウハして、『この期間がずっと続けばいいのに』『いつ告白してくるんだろうドキドキ』というような時の後に、『なんでこうなった?』という流れがよくありました。
- 態度の急変
- なんだか冷たくなった
- 以前より連絡が減った
- なんだか遠くなった気がする
ということがあり、
- 他の人にいってしまったのではないか?
- 私なんかしちゃったのかな?
- わざとやってるの?
- かけひきされてる?
- 私は〇〇した方がいいのかな?
- 遊ばれた?
などなど、頭の中にたくさんの声が響き渡って、どうにかあの時を取り戻そうとした先に、
- 振られる
- 連絡が来なくなる
- 前よりも関わる頻度が減る
- 相手が去る
- 相手がいなくなる
- 相手が他の女性にいく
ということがありました。
こちらとしては、『え!?あれはなんだったの!?私なんかした!?』という感じで、不完全燃焼だし、切り替えられないし、モヤモヤする・・。
こういう時に振り返ってみるといい3つのポイントをご紹介します。
焦ったりパニックになっている自分に気づく
まず1つ目に、”必要以上に考えすぎて、パニックになっている自分がいなかったか”ということを振り返ってみると良いです。
あの時の自分が叫びだす
そもそも、相手からしたら忙しかったり、あなたとの連絡に慣れてきたからこそ連絡が減ったり、”あなたを嫌いになったわけではないのに”こちらが嫌われたと思ってパニックを起こしている時はありませんか?
これはたどり着く先、親との関係の中でできた痛みや傷があり、そこの部分が刺激されるからこそ、”あの時の絶望を2度と味わわないように、自分を守るために回避しようとして”パニックが起きている、反応しすぎる、という時があります。
いわゆる、あの時の自分が叫びだして、その自分に同一化が起きて、パニックとなっている、ということです。
そのため、相手のちょっとした行動や変化により、あなたの深い部分の痛みや傷の部分に触れて、パニックが起きる。
- 彼がいなくなるかも
- 彼に冷められたかも
という時、発作のような、自分では止められないような絶望、パニックが起きませんか?
私たちは痛みや傷ゆえに、その自分に同一化してパニックを起こす時がある。
これを頭の隅においておくと、そうなった時に、『あの時の自分が叫んでいるぞ』と気づけるようになっていきます。
- 今、パニックを起こしている
- 今、発作が起きている
- 今、あの時の自分が叫んでいる
というような感じで、その自分に気づく。
可能な限りで良いから、気づくようにする。
これを続けていくと、本当は何も起きていないのに、パニックを起こして彼に思いをぶつけちゃう、ということが少なくなっていきます。
自分を守ろうとするがゆえに恐怖を感じる
あの時の自分は、恐怖から身を守ろうとするがゆえに、自分に対してあえて、『絶望があるに違いない!』と決めつけることで、あなたをその恐怖から守ろうとします。
だからこそ、あなたの中にいる、あなたを恐怖から守りたい自分は、たくさん恐怖を見せてきます。
- 次こそ捨てられるよ?
- 絶対こうに決まってるじゃん
- あなたのせいだよ
- 相手は必ずこう思っているよ
など。
でも、それは真実ではないのです。
これも、そこに同一化すると、あたかもそれが真実のように信じてしまい、パニックに陥る、となりますが、『あの時の自分が恐怖から身を守ろうと叫んでいるのかもしれない』という視点で気づいていく、を繰り返していくと、この自分の声に飲まれる、ということが少なくなっていきます。
何を出していたか振り返ってみる
次に、”何を出していたか”を振り返ってみる、をすると良いです。
これはどういうことかというと、私たちは、たとえば表向きでは彼の前で良い子でいたり、彼に合わせたり、尽くしたりしていたとしても、そこで抑圧された、我慢した思いの部分が、実は相手に伝わっている、ということがあります。
彼の前で良い子でいたり、彼に合わせたり、尽くしていたとしても、心の中では、
- 本当はこうしたいのに・・
- どうして私ばかり合わせないといけないの!
- 私はこれだけのことをしてるのに!
- どれだけ私が傷ついているか察してよ!
- 私に気づいて謝ってきてよ!
という思いを、”本当は感じているのに”、彼に愛されようとそれらの思いを抑圧していると、その思いは消える、ということはないので、表向きでは彼の前でニコニコしていても、水面下のエネルギーで彼に伝わる、ということが起きます。
そして人は、この水面下のエネルギーの方を、実は受け取っています。
これは無意識なので、本人も気づいていないことも少なくないですが、たとえば尽くされているようで、『なんか嫌な感じがする・・』と感じたり、
こちらも我慢をしている分、ふとした時にチクリと嫌味を言ったり、ほのめかすようなことを言ったり、嫉妬させたり、という感じで攻撃をしていることも少なくないんですね。
その水面下で出ているエネルギーが、『どんだけ私が我慢してると思ってんの。気づいてよ。もっと私のこと愛してよ!』という攻撃やバトルのエネルギーとなってしまっている、ということです。
そして私たちは、このようなエネルギーが、あんがい、”出ている”ものです。
- 大好き
- 愛してる
- 大丈夫だよ
と言葉では言っていても、あなたの内側で、
- 怒り
- 憎しみ
- あんただってどうせ〇〇なんでしょ!
などの思いを、言っちゃいけない、出しちゃいけない、とすればするほど、それは無意識で水面下で相手に出ています。
分かりやすい例えで言うと
- 遠回しな嫌味
- 察してという態度
などをしていなかっただろうか、と振り返ってみると良いです。
また、素直な彼への怒りや憎しみを書き出していく、というのも、無意識に抑圧された思いが意識に上がりやすいので、おすすめです。(意識に上がっていくと、水面下で出しちゃう、ということが少なくなっていきます。)
”愛させよう”としていなかったか
そして最後に、愛させようとしていなかったか、を振り返ってみると良いです。
彼を大好きな気持ちは分かるし、その彼に愛されたいと感じることもよく分かります。
でも、”愛させようとする”をすると、”愛されない”が起きます。
それはどうしてかというと、”愛させようとする”のは、奪うエネルギーだからです。
- 自分のことは自分にしか幸せにできない
- 自分は自由であるし、相手も自由である
- まず自分が自分を愛する
幸せな恋愛を叶えたいという時、上記のことはとても大切なことです。
そのため、自分はどういう思いだったかな?と振り返ってみると良いです。
また、もし『愛させようとしてたな・・』と感じたとしても、だからあなたがいけない、ダメ、ということではありません。
大切なのは、その自分を責めたり、治そうとしたり、消そうとしないことです。
そうではなくて、まずその自分がいたことに気づき、『どうして自分はそうしていたのかな?』というところを見ていく。
すると、愛されたくて、悲しくて、怒っていて、拗ねている、幼い自分の主張が聞こえてくるかもしれません。
もしその子が話し出したら、受け取っていくと良いです。(書き出すなどをすると良いです。)
まとめ
今日は3つお伝えしましたが、振り返ってみると、『どうしてこうなっちゃったんだろう』というところが少しずつ見えてくると思います。
そして最後に、だからあなたがいけないとか、だからうまくいかないとか、そういうことではないのです。
大切なのは、奥の自分の声を受け取ることです。
参考になりましたら幸いです。