潜在意識で幸せな恋愛を叶えたいという時や、他望んでいる願望があるという時。
それを叶える方法として、
『未来を決める』ということがあります。
漠然と、”幸せになりたい、●●くんと結ばれたい、お金持ちになりたい”、など、ざっくりとした願望はあると思います。
でも、あなたにとって叶えたいと望んでいる未来の詳細、について考えてみても、なんだかパッとしなかったり、詳しく思いつかない・・ということはありませんか?
今日はそういった、『未来を決めたいけど、詳しいところまで思いつかない・・』という方に向けてお話しします。
目次
決めたい未来が漠然となってしまう理由
決めたい未来が漠然となってしまう理由として、私たちの中で
- 我慢しないといけない
- 怒ってはいけない
- 怒りを感じてはいけない
- 断ってはいけない
というようなことが当たり前になっているからこそ、”望んでいる未来の詳細が分からない”となってしまうことがあります。
これは、親や身内との関係の中で、あなたが
”そうしないと愛されない、捨てられてしまう”、と学んできたことでもあります。
これが潜在意識レベルで染みつき、癖や自分の行動パターンになっているからこそ、今になってそれを繰り返してしまいます。
このやり方で、叶えようとする、が
私たちの無意識の行動パターンとなっているわけです。
こうやって、私たちは叶えたいと望みながらも、
- 我慢しないと
- 怒りを我慢しないと
- YESと言わないと
それを叶えることはできない、となっていて、自分の本当の気持ちを遮断する癖がついてしまっているのです。
だからこそ、”自分にとって本当は、何が嫌で、何が不快で、何が嫌悪感で、何が怒りなのか”という、
”拒否したいポイント”が分からなくなってしまい、漠然と幸せになりたいと思いつつ、叶えたいと思いつつ、自分が望んでいる未来の詳細が見えてこない、となってしまいます。
このように、我慢や抑圧が当たり前になっているからこそ、本当の気持ちが分からなくなるのです。
何が嫌なのかを感じることを許していく
じゃあどうしたらいいかというと、
”それを叶えるためには、この思いを我慢しないといけない”という思い込みがあるということをまず自覚していく、ということが大切です。
ここに同一化してしまうと(自覚できていなかったり、気づかないでいると)、無意識で我慢する、をしてしまうからです。
今までそこに気づかず、無意識でそうしてきたことを、”我慢しないといけないとなっている自分”を気づくようにする。
目撃するようにする、をしていきます。
こうすることで、
”そうか、別にそうしなくても良かったんだ”ということを思い出せるようになるので、無意識で本当の自分の感情をなくそうとする、という回数が減っていきます。
それとともに、
- 嫌と感じた時
- 怒りを感じた時
- 腹が立った時
これらを感じた時に、
『今自分はこれを感じている』と、その自分を消そうとせず、その思いに気づき、受け取っていく、をします。
こうやって本当に感じている思いを、ダメとせず、受け取っていくことで、自分にとって何が良いのか、悪いのか、快か深いか、を分かるようになっていきます。
今までは、無意識でここを感じることを禁止していたからこそ、求めている未来が分からない、となっていましたが、こうしていくことで、自分にとって嫌なこと、不快なことが分かるようになり、
”では、どういった未来が良いのか”が見えるようになっていくのです。
決め方について
潜在意識はYESしか言わない
こうして自分にとって何が嫌で、不快なのかを受け取っていったら、
そこで改めて、求めている未来を決めていきます。
決め方としては、
- ~になりませんように
- ~にならない
- ~をもうやめる
というような決め方ではなく、
既になっていることが前提で決めていくと良いです。
例えば、
- ありのままの本当の自分で生きている
- 豊かさを感じながら自由に本当に好きなものを購入できている
- 私らしく生きている私を、彼は愛してくれている
- 本当の私で生きて、毎日が穏やかでとても幸せ
など、避けることを前提としているのではなく、避けたいことがすでにもう終わっていて、どうなっているのかという未来、を決めていくと良いです。
これはアファメーションにも言えることで、潜在意識は、『OK!YES!分かった!』としか、言わないのです。
ということは、たとえばあなたが、
『浮気されない未来』『自分を偽らない未来』『お金に困らない未来』と決めたとしたら、
『浮気されない未来』
→浮気されない未来を望むことが続く
『自分を偽らない未来』
→自分を偽らない!と思うことが続く
『お金に困らない未来』
→お金に困らない未来を望むことが続く
というように、
”それらを感じられるような現実”を引き寄せるのです。
潜在意識の、『OK!YES!分かった!』とは、そういうことなのです。
だからこそ、
『浮気されない未来』
→『愛されて幸せな未来』
『自分を偽らない未来』
→『本当の自分で生きていて幸せ』
『お金に困らない未来』
→『豊かさに溢れていて、お金が簡単にどんどん引き寄せられている未来』
というような感じで、
避けようとしている未来ではなく、すでに叶っている未来として決めていくと良いです。
『~なりませんよう』に、ではなく、
『私はこれが良い』というような感じです。
第3者が介入していない
また、未来の決め方として、
第3者の影響によってあなたが幸せになる、という決め方は避けた方が良いです。
これはどういうことかというと、外側の誰か、物があることであなたが幸せ、になるのではなく、
”まずあなた1人で幸せ”があってはじめて、全ての物、人、出来事が引き寄せられるのがこの世の法則だからです。
”誰かと~なりたい、お金をこれくらい引き寄せたい”、という願望ももちろんあって良いのですが、いったんそれはおいといて、
あなた自身が他者の介入なしでも、どんな感情になり、どんな幸せを感じ、どのような環境で、どのような人間関係の中で、あなたは幸せを感じているのか。
を、決めていくと良いです。
たとえば特定の誰かと結ばれたいと望むのなら、その詳細をイメージングする、ということは、潜在意識へのアプローチの一つでもありますが、
”それ以外はいらない、それじゃないとダメ”となると、違った方向に行ってしまいます。
外側次第であなたが幸せなのではなく、あなた自身がまず幸せということが前提で、その上で、外側がこうなったら嬉しいな♪という決め方が、すごく良いです。
なので、私自身が幸せ♡その上でその相手が彼だったら嬉しい♪彼でも彼じゃなくても、幸せな私である♡というような決め方をしていくと良いです。
未来を決めるについての記事はこちらになります。
望む未来が決まってきたら
どんな未来を望んでいるのかが見えたら、
決めるをします。
決めるとは、丹田を意識しながら、お尻の穴にキュッ!と力を入れながら、いわゆる、下腹に力を入れるような感じで、
腹を括ってそうなると決める、その方向を見る、そうなることを受け入れる、よし、いくぞ!決めた!みたいな感覚です。
言葉にすると難しいのですが、
もうそれは叶うものなのだ、受け入れたぞ、決めたぞ、よし、そうなっていくぞ、
というような感覚です。
この未来を日々、こうなると思い出したり、たとえ『やっぱ無理かも・・』と思ったとしても、
決めなおしていく、ということをしていくと良いです。
また、『まだ叶わないの?』という自分が出てきても、まずその自分に気づき、その声を聞いた上で、決めなおす、をしていきましょう。
焦りや執着は願望実現から遠ざかります。
それを無理してなくそうとするのでもなく、
『どうして焦りを感じているのかな?』と、自分の声を受け取っていくと良いです。
決めた後は
決めた後は、そうなるようにあなたが頑張る!をしたり、そうなるように外側をどうにかしようとするのではなく、
あなたはただ自分に集中し、心地良いと感じる時間を増やしていき、無意識の自分と出会っていきながら、本当の自分を愛し、本当の自分を生きていく方向で進んでいく、をしていくと良いです。
これがゆだねる、ともなります。
あとは、外側に幸せにしてもらおうとするのではなく、どんなことがあっても、
自分が自分を幸せにしていく、と決め、腹を括り、そう生きていくことが、結果として願望実現の近道となります。
まとめ
未来を決めたいけど、詳しく決めようとするとなんだかパッとしない・・という方に向けて記事を書いてみました。
この記事を参考にしながら、あなたにとって何が嫌で不快なのかを受け取っていきながら、求めている未来を明確にしていってください。
参考になりましたら幸いです。