人間関係や恋愛において、相手を信じる、とは大切な事だと思います。
相手を信じるとは、自分を信じるという事ですし、逆に相手から信じてもらえないって悲しいし、時には相手からの不信を感じていらだちを覚えたりもします。
ですが、この”相手を信じる”という事を、私は長年勘違いをしていました。
今日は、私が長年勘違いしていた”信じる”についてみなさまにシェアしたいと思います。
あなたにとって信じるってなんだろう?
まず、あなたにとって、信じるとはどういう事でしょうか?
- 彼は私を愛してくれてる
- 彼は私を1番大切に思ってる
- 彼は浮気をしていない
- 彼は大丈夫!!と自分に言いかけせている
と、過去のもも芋はこんな感じでした。
たしかに、疑うことより彼を信じよう、という感じで恋愛本などはのっているかと思いますし、こういう風潮がありますし、その通りという感じなのですが、
彼を信じる=期待
になっていませんか?という事に気がついてほしいのです。
期待と裏切りはセット
- 今彼は何をしてるんだろう
- 私の事好きかな
- 他の女の子がいるんじゃないか・・
と、不安になっても、そこをグッとこらえて”彼を信じようとする”それって、信じる、じゃなくて、
- そうじゃなかったら嬉しい
- そうでありませんように
- もしそうだったら私は傷ついてしまう
という風になっていませんか?
ここにはベースに、不安、恐れ、抑圧があり、それを我慢して期待しているのが伝わるでしょうか?
こういう時に人は、彼がもしそうじゃなかった時に、彼は私を裏切った、信じてたのに彼が加害者で私が被害者と感じてしまうのではないでしょうか?
信じるがいいこと、と思って信じようとして、でもそれは実は期待だったりして、期待の根本には不安やコントロールがあって、そして裏切られる現実を目の当たりにして、どうしてこうなってしまうの、となっていた。
・・どうしてこうなってしまうか、伝わったでしょうか・・?笑
信じる、を相手へのプレッシャーにしない
信じる健気な女の子は可愛らしくていい彼女かもしれません。
でも信じるを超えて、
- 裏切ったらまじで知らねえかんな
- こんなにも信じてるんだから
- 裏切ったらお前はマジで最低な奴だよ
という奥の奥の声がありませんか~!!笑(ま、私がそうだったんですけどネ笑い)
まあ、たしかにそうなんですけど、そう思っちゃうのは当然なんですけどね・・。
これは、そうだったから、ダメ!とか、反省しなきゃ!とかではなく、どうしてこんなにも信じてたのに、私は裏切られたの!という現実の裏に、たしかにその現実をクリエイトしていた自分に気づく、という事をしてほしいだけなのです。
じゃあ本当の信じるって何?
では、じゃあ、本当の信じるってどういう事なんだろう?
これは私の意見なのですが、信じるって、手放す、みたいな事だと思うのです。
やっぱりここにたどり着くのですが、彼が私のことを本当に愛していても、愛していなくても、彼が私のことを裏切っても裏切らなくても、私は私を幸せにできるし、彼のことを愛してる。(ここ難しいところかもしれませんが)という感じだと思うのです。
期待しない、とも言えるのかなあ、と思います。
ここで、裏切る奴なんて愛せません!という声が聞こえてくるのですが、たしかにその気持ちは、すんごーーく分かります。
でも、裏切られたと感じるということは、期待していた、ということであり、自分の幸せを他者に委ねていた、ということでもあるのです。
そして、全部が自分の鏡という視点を意識していくと、またそこで、全ては自分だった、ということに気がつき、気がついた時点で裏切りは消えていくでしょう。
相手を信じるにはやはり自分軸を立てる必要が
こうやってお話していると、やはり相手を信じるその背景には、”自分軸”というものがしっかりしてないとできない事だなあ、と思うんですね。
自分軸ではなく、他者軸で生きるからこそ、自分の幸せを全て他者に委ねてしまう。
そこから、他者の行動次第で、あなたは私を傷つけない、という期待をして、それを信じる、と間違えてしまうのだと思います。
私がそうだったからです。
相手がどんな行動をしても、本当は自由なんですね。
相手は私のために生きているのではないからです。
相手もまた愛を求め、愛されたいと思ってる一人なんです。
自分自身であっても、何をしても良いし、自由なのです。
その中で、相手がどう行動しようと、自分で自分を幸せにできて、ぶれない自分でいる、相手に期待せずに全てを委ねている、こういう事が信じる、だと思うのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
こう説明しても、中々難しい事ではあると思います・・。
でも、私たちは無意識で繋がってるので、信じるという期待、ではなくて、本当の意味で信じるをした時に、相手にも必ず伝わるんですね。
その時、目の前の彼や現実は変わっていくでしょう。
参考になったら嬉しいです♡
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