このブログでは、相手を通して自分を知っていくことを推奨しています。
目の前の相手は自分であり、自分が抑圧した自分というものは潜在意識下にあるので、自分自身では気が付くことができないからです。
その抑圧した自分を見せてくれているのが、相手の存在。
だから、相手を通して自分を知っていく事はとても大切です。
その抑圧した自分の存在の中で、あなた自身も誰かを蔑ろにしている、という時が実はあります。
誰かにされて悲しかった事を他の誰かにしていませんか?
私たちの人間関係の中で、よくあるのが相手への怒りや悲しみ。
- なんで私を無視するの?
- なんでそんなに冷たいの?
- 私の事考えてる?
- 私って邪魔なの?
- ほかの女の事見ないでよ
- 私を捨てないで
- もっと大切にしてよ
- もっと愛してよ
- 私の事ちゃんと見てよ
などなど、こんな気持ちが湧き上がってくるでしょう。
そして、これが、
- 自分が自分に言いたい事
- 自分が自分にしていること
というのもこのブログでお伝えしています。
からの、セッションでは、クライアント様に、ワークで、自分も同じことを誰かにやっていませんか?という事をお聞きしています。
そうすると、たしかにやったことがある、やってた、というお言葉をいただきます。
そして、その相手というのが、親であったり、友達であったり、そこまで意識してない男性だったり、自分は好きではないけど好かれてる男性、という事がよくあります。
つまり、大好きな彼ではなく、あなたが気を使わなくても離れていかないであろう、人、にやってしまうことがよくある、ということです。
大好きな彼は、自分よりすごくて、愛される私じゃないと愛されないから、気を使わないと良い子でいないといけない、と、行動してしまいがちですが、あなたにとって慣れている人、ちょっと見下しちゃってる人、などは、顕著にその逆の行動を起こしてしまっているのです。
(本当は無意識レベルで、ふとした時に、誰かを蔑ろにする一面を、彼にも見せてしまっているのですが・・!)
相手を蔑ろにするとは自分を蔑ろにするのと同じ
どちらかにとても気を付けて相手を尊重すると、どちらかがとても雑になって蔑ろになります。
無意識レベルで傾いたバランスを取ろうとするからです。
そして、あなたが相手に価値を感じ、自分にはない魅力の持ち主でこの人は失いたくないと感じる人、に気を遣うわけですが、そういう相手は、自分にはない(と思ってる)魅力があったり、必要以上の価値を感じています。
そして、あなたが無意識に蔑ろにしたり、自分がされて嫌だったことをしてしまった相手は、あなたにとって見たくない一面、要素、あなたが排除しようとしている自分の一面、要素を持っている、感じさせる人、でもあります。
つまり、何が言いたいかというと、あなたが無意識で蔑ろにしたり、自分がされて嫌な行動をとってしまうのは、
自分の嫌いな要素を持っている相手=”自分自身”(相手は自分)
にしているということなんです。
つまり、無意識でどこかで自分がされて嫌なことを相手にしてしまったあなたは、本当は自分自身にしていたのと同じというところにたどり着くんです
もちろん、これもただ気づくだけで大丈夫です。
もっと言うと、好きな彼を過剰に評価してしまうように、自分のモチベや体型、今の調子、などこの自分はいい!という価値観も極端であるでしょう。
そんな自分をたんたんと知っていきましょう。
まとめ
いかに、自分を裁き、否定し、いらない自分を排除しようとし、そんな自分を蔑ろにしていたか、に、気づいていきます。
そんな自分に気づく、受け入れる、これが自愛になっていきます。
どこかで誰かに丁寧に扱いすぎると、どこかで誰かに蔑ろにしてバランスを取ろうとするし、それは自分の内側の良い悪いのジャッジが激しいからこそ、でもあったりします。
参考になったら嬉しいです♡
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