こちらの記事で、モテテクはオススメしません、という事を説明しました。
が、しかし一昔前の私は、モテテク本をかなーーり読み漁っておりました。笑
そして実践しまくってました。
なんせ、私の過去の心の傷でもある、親との関係性が、
- ありのままの私を愛してもらえていない
- 相手の理想でないと愛されない
- いい子でいないと愛されない
という環境の中生きてきたので、相手に好かれる私になる、というのは元から得意分野だったんです。
こういう私になっておけば、この人は私をチヤホヤするし、こういうポジションを作れば、この人は私をすごいと思うんだ、というのが分かってしまってました。
なので、割と相手から好かれる(表面的に)というのは得意だったワケです。
この相手から好かれるとは、今思い返すと、
- 相手の理想になりきる
- この人と付き合うと仲良くなると自分もすごいと思われそう!と思わせる
- 相手を全肯定する人になる
みたいな感じでした。
ハードな家庭環境を生き抜いてきた私は、それはそれは感性は磨かれていたので、そのおかげあってHSPとエンパス体質なので、相手が何を求めてるかすぐ分かっちゃうんです。
大人になってからとくに、これらを活かして、表面的にモテるという事は成功しました。
それを含め、モテテク本をインプットし、実践しました。
でも、私は本当の意味で愛される、大切にされるという事はありませんでした。
今日はそんな、もも芋の体験談をお話します。
モテテク本を実践した私の体験談
モテテク本はたしかにモテた
モテテク本を読み、モテる私になった。
そしてどうなったかと言うと、たしかにモテた。
おい!もも芋!自慢か?うざいぞ?てかモテてるならそのテク教えろや!と思った方、すいません・・。
まあ続きを聞いてください。
当時派遣OLをしていた私は、ちょうど、新しい会社に入った時、実践しました。
そうしたら、
- 部内の男の人みんな優しくしてくれる
- 部長にチヤホヤされる
- 他部署の男性から声をかけられる
という事が起きました。
※ちなみに過去の私は、男性に散々バカにされたり、容姿をボロカス言われたり、見下されて捨てられる、なんてこともありましたよ(こういう過去があったからこそ、モテテク本という道を通ったかもしれませんね)
そんな私でも、モテました。
それはそれは調子に乗りました。
本当の私を愛さないであろう人たちにモテた
が、しかしこのモテる、とは、私の理想のモテではなかったのです。
結局のところ私は、最愛の人、一人だけに、愛されれば良かったはずなのに、みんなの視線をもらうことで、快感を得ていました。
たしかに男性は寄ってきました。
でも、寄って来た男性は、
- なぜか既婚者が多い
- 見た目でジャッジしてきそうな男性
- 私のダメなところを見せたら、簡単にこき下ろしてきそうな男性
- キラキラしてる(見せてる)(表面的な)私に惹かれる人
ばかりでした。
彼らは私が作り上げた、キラキラしてる女、に引き寄せられていて、本当の私になんて興味はありませんでした。
我ながらキラキラしてる女性を、作り上げた自分すごいなとも思うのですが、(自分で言ってスイマセン)
なんせ長年バカにされ、ボロボロの恋愛ばかりで、自尊心ズタズタの劣等感の塊、だった私は、モテテク含め、メイク、まつげ、カラコン、髪型、ダイエットを駆使したので”そう魅せるのがうまかった”のかもしれません。
でも、全てを取り外した、例えば寝起きの私は、休日の寝ぐせいっぱいの私は、病んで泣いてぐしゃぐしゃな顔の私は、見せれたもんじゃありませんでした。
自分を作り上げたけれど、かと言って、すごーーい可愛い!というわけでもありませんでした。
モテて可愛い自分という姿に見せる、というのがただ上手かっただけでした。
今思うと”ちょうどよく手が出せそうな女の子”だったのだと思います。
そして私の表面的にな、作り上げた私はチヤホヤされ、その時私が心の奥で感じた事は、
この人達は本当の私を愛さないな
そう思いました。
それは孤独感のような、寂しさのような気持でした。
私の潜在意識が愛されないままだった
頑張って見た目を可愛くし、モテテク本を読み漁り、私からしたら努力でした。
でも得たものは、表面的なものでした。
私が本当に欲しかったものでありませんでした。
自分の容姿を可愛くしたり、モテテク本を読み漁るのは、悪い事ではなかったと思います。
ただ、私の内側は変わっていなかったのです。
劣等感をベースとした行動だったからです。
私の潜在意識の、
- 私は愛されない
- ありのままの私は愛されない
- いい子でいないと愛されない
- すごいと思われる私じゃないと愛されない
は何一つ変わっていなかったのです。
そして、私は、
- これ以上悪いところを見せられない
- いつも可愛い自分でいないといけない
- いつも完璧でいないといけない
という強迫概念に襲われるようになりました。
気がついたら毎日しんどくて、無気力になって、休日は燃え尽き症候群になって、何もできなくなって、何のために生きているのか分からなくなりました。
会社に行ってチヤホヤされても、何も嬉しくありませんでした。
ただ、しんどかったのです。
内側の在り方
でももしこれが、内側を整えていて、チヤホヤされることを求めず、
- 好かれても嫌われてもどちらでも良い
- どんな風に思われる自分も許す
- でも私は私の味方でいる
- 私は今の私でも好き
- でも自分磨きしたら、もっと可愛くなれちゃうね
みたいな、自己肯定がベース、だとしたら、本当にもっと素敵になってたと思います。
今はそうやって生きています。
今の方が生きやすいし、本当の自分で生きています。
なんだろう、心地が良い、相手の好意も素直に受け取れる、こんな感じです。
なので、モテテクはあまりオススメしません。
結局は、いつも言っているけれど、
- 自分の内側
- 自分が出すエネルギー
これにつきるのです。
モテテク本を読んでもいいんです。
でも、遠まわりだったりするかもしれないし、もしあなたが今意識が外側に向いてるのだとしたら、今は少し距離を置いた方がいいかもね、というお話でした。
まとめ
こんな感じで、モテテク本を読んでその通りにつっぱしったもも芋の体験談をお話しました。
どなたかの心に響いたらうれしいです。
コメントを残す